末期がんの母の息子の僕だったから相談に乗れることは色々と有ると思います。もし、息子さん娘さんで不安な方は僕で良ければ何でも相談にのります。医療関係者では無いので、医療のことはあまり分かりませんが、「お母さんが心配。お父さんが心配」という気持ちは痛いほどわかります。僕の経験や母の経験が少しでも役に立てられれば母も報われると思ってます。下記のLINEかメールでお答えできます。
2017年9月のことでした。
僕は実家を離れひとり暮らしをしていましたが、ある日母から電話がかかってきました。
母「落ち着いて聞きなさいよ」
僕「どうしたん?」
母「癌が見つかったんよ。それで今度、手術することになった」
以前から痛みが多少あったようですが、我慢強い性格上、これまで相当我慢していたようで、病院に何度か足を運び検査の末にようやく見つかったようです。
聞いた僕は、全身から血の気が引きました。
僕の母の癌は大腸がん。見つかったときには既に、ステージ3でほとんど緊急手術状態。
発見から3、4日後には手術でした。
この期間は、不安で不安で、本当に夜も眠れないような状態。頭から離れませんでした。
結果、手術は成功。
摘出された部位を見ると腸には、こぶし大の腫瘍がくっついていました。あの摘出部位の絵は頭に焼き付いて離れません。今後一生忘れることは無いと思います。
とにかくその時は手術が成功してよかった。という印象です。
しかし、その時点で既に体のいくつかの部分に腫瘍が転移しており、手術後の診断はステージ3で余命半年。
そこから抗がん剤を1クール
抗がん剤治療中にも様々な治療等も試しました。
治療が少し功を奏したのか、ゆるやかながら状態は改善していき、余命半年と診断された時点から1年2ヶ月程経過していました。
僕もこの時は少し安心して、正直油断していました。もしかしたらこの時、油断せずに更に本気で治療に向き合えば結果は更に良くなっていたと思うと、自分を責めずにはいられません。。。
結果、その後、容態は再び悪化していき、転移が増えていきました。
抗がん剤をするかしないかの選択を迫られた時、母自身は「しない」という決断をしました。母本人の決断ですが正直、僕もこれに対して同意でした。
その理由は、僕は医師でも看護師でも医療関係者でもないので、抗がん剤治療が本当に良いものなのか、そうでないのか判断はできません。しかし、あまりにも母の体力が奪われていく姿を見ていると、不安だったというのもあります。体力がみるみる間に落ちていく姿を見るのが本当に心配だったのです。
初めて大腸がんが見つかったときから1年3ヶ月程経過した頃でした。
全身に転移していました
医師からはステージ4で、余命1〜2ヶ月という診断でした
抗がん剤をしていれば・・・という意見も確かに有るのですが、結果的には大腸がんが初めて見つかった頃に、余命半年と診断された後、1年半と、余命宣告から1年以上長く生きているので、抗がん剤を1クールで辞めて正解だったのかもしれません。
その後、僕には姉が居るのですが、姉の想いもあり一時帰宅。退院をしましたが、1週間ほどで病状も悪化し再入院。しかしこの提案をしてくれた姉には今でも頭が上がりません。母も喜んでました。
本当になんとかできないかと思い、僕は必死に探した結果、コロイドヨードという治療を知りました。
コロイドヨードを教えて頂いたのは個人的に知っていた癌のクリニックの先生からです。(※手術をしてくれた病院の先生とは別の先生です。)余命半年という状況で、色々とその先生には相談していて、色々と教えてくれました。僕には相談できる先生が居たことは有り難いことだと思っています。
コロイドヨードという言葉は初めて聞いたのでそもそも何なのか、ネットで調べました。
コロイドヨードは簡単に言うと、がん細胞を攻撃し、他の正常な細胞は活性化してくれる。さらに副作用は殆どないというものでした。
メリットとデメリットはこうでした。これらの情報は検索したり本を読めば出てくる内容です。
<メリット>
- がん細胞のみを狙う
- 正常細胞を活性化してくれる
- 副作用が殆どない
- 体内で蓄積しない
- 抗がん剤などの治療とも併用できる
<デメリット>
- 発熱や皮膚のかゆみ
- 口内炎
- 下痢
- 腫瘍マーカーの上昇
- 保険が適用されない
- エビデンスが少ない
多少のデメリットはあるものの、抗がん剤治療の母を見ていたので、どう見ても僕にはメリットの方が大きく感じました。デメリットの腫瘍マーカーの上昇に関しては癌が増えることで上昇するのではなく、癌細胞が壊れることで上昇するのだそうです。
ちなみにこれらのデメリットは必ず起きるのではなく、起きる可能性がある。という事のようです。
それともう1つ、エビデンスが少ないという点ですが、コロイドヨード自体は期待されている治療とは言えまだまだ認知度の低い治療ということは確かです。ではなぜ今回僕がコロイドヨードを試したのか。その理由はやはり医師から勧められたという信ぴょう性と、自分でもとことんネットや書籍で勉強し、その結果、たしかに良さそうと、自分自身で納得できた為です。コロイドヨードは論文や発表されているエビデンスは少ないものの、クリニックでの臨床レベルでは実際にステージ4の末期がんでも改善したという事例が多数有る治療で、だからこそ、今研究も進んでますし、認知度も徐々に高まっているくらいに注目されている治療法です。
また、他の代替医療では数百万円というとんでもない費用が掛かりますが、コロイドヨードは僕にすすめてくれた先生のクリニックでは数十万円という金額でできた為です。他のコロイドヨード治療をしているクリニックよりもかなり良心的な金額でした。もちろん安かったから受けたという訳ではなく、使っているコロイドヨードの液の品質や濃度もしっかりと聞いた上で判断しました。
先生が取り扱っているコロイドヨードの液はFDA(アメリカ食品医薬品局)が認可したコロイドヨードでとても信憑性が有るものでしたので、安心できました。
FDAとはアメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の略称で、食品などを取り締まるアメリカ合衆国の政府機関です。日本でいうところの厚生労働省に似た役割を持つ機関です。
僕はコロイドヨードについて調べたことをまとめ母と姉に見てもらいました。結果、二人からの同意も得られ母にコロイドヨードを受けてもらうことに。
コロイドヨードを教えてもらったクリニックの先生に連絡しました。
そのときに先生から言われたのが、「飲用と点滴がある」ということでした。先生は点滴を強く勧めてくれましたが、そのときに僕が選んだのが飲用でした。飲用を選んだ理由は入院していたということが一番大きかったです。
もう既に母はこの時、モルヒネでの緩和ケアの直前の状態で、動くのも難しく退院はできない状況だったのです。
病院内で少しでも治療ができればと思い、飲用を選びました。
僕は本当に後悔しました。もっと早くコロイドヨードを知っていれば点滴を受けることもできた。そう思いました。
それからコロイドヨード治療が始まりましたがこの時、もう既に医師からは数週間という宣告をされていました。事実、母はコロイドヨードの飲用をはじめた3週間後に無くなりました。あまりにも遅すぎました。ステージ4や末期がんだとしても、もう少し動ける状態であれば注射や点滴でのコロイドヨードの治療ができたでしょうし、そうなればまだ結果は変わっていたと思います。
コロイドヨードの治療を考えている方には本当に言いたいですが、もしまだ動ける状態であれば注射や点滴でのコロイドヨードの治療を検討されてみてください。
そして、コロイドヨードの液が届きました。
1本が500mです。
1日7〜8回2時間おきに20mlを飲みます。
1回1回測って飲むのは大変なので、姉のアイデアで、100円均一で1回分(20ml)がちょうど入るような容器を数十本購入
1回分の量を計量カップで測ります。
これを小さい1回分の容器に小分け
このような状態にして、病院にもって行ってました。
まだコロイドヨードでの治療は認知度が低いものの、母自身この治療に期待していましたし、自分の治療がもしうまく行けば、「他の人の役に立つかも」と思ったようで、自らコロイドヨード治療を受ける自分自身の体調を記録してくれていました。(※自分事より他人の母なんです。)
僕はこの記録を皆さんに伝える義務だと感じました。なので、ここからは母のメモを紹介します。実際に試した人の口コミのような意味で読んで頂ければ幸いです。
2月6日
久しぶりの熟睡気分よし、今日からいよいよ始まる楽しみです。味は癖がなく飲みやすい
9時若干苦味があるでも飲みにくいことはない。
13時今の所特に副作用とか所見なし
14時20分お腹が活発に動く
19時20分少しドキドキする10分くらいで収まる
2月7日朝から咳がでるが気分はまあまあ
2月7日少し下痢気味今日は体が少しきつい
2月8日気分はいいです3日目の挑戦ですが頑張るぞ!
2月9日5時頃席が出て咳止めを服用4日の挑戦 便秘は辛いその他変化なし
2月10日挑戦5日目特に変化なし朝咳止め飲む咳は
これは飲用中のコロイドヨードの母のメモです。
抗がん剤治療の影響で手のしびれが出て文字が上手く書けなくなっていました。
僕の母は冒頭で書いたように3月1日に亡くなりましたが、そのなくなる約1週間前の2月26日まで頑張って飲んでくれました。
ご覧の通り、コロイドヨードは2時間おきに飲みます。
このメモを見るだけで正直辛いです。
実際、母は、コロイドヨードを飲み始めて1〜2週間位してから、治療による反応の1つで、7度3分〜7度7分くらいの微熱ではありますが、発熱するようになりました。コロイドヨードはたしかに体の中で影響していたようです。
しかし、結果的に何もかも遅すぎました。全てが本当に遅かった。何度も言いますが、もっと早く取り組んでいれば点滴もできたでしょうし、ステージ4の末期でももう少し動けるくらいの頃にコロイドヨード点滴をしていれば、もしかすると母はまだ生きていたかもしれない。そんな風にばかり考えてしまいます。
ここからは僕の母が試したコロイドヨードについて質問形式でお伝えしていきます。
利用したクリニックはどこ?
今回の治療がきっかけで先生と現在も繋がりがあるので、知りたい方は連絡ください。個人クリニックでお忙しくされてる先生ですがとても優しく、親身に相談にのってくれる先生です。不安で相談したいという方はきっと助けになってくれると思います。下記にLINEを貼っていますが、僕にご連絡頂ければ繋げられます。コロイドヨード治療をするか分からないけど治療の説明を聞きたいという方でも大丈夫だそうです。
コロイドヨードはどんな味?
飲用のコロイドヨードですが、母に試すときに、僕も飲んでみました。若干苦味のある水という感じです。でも苦味は薄いので問題なく飲めるレベルです。薬嫌いの母もこれなら飲める。と言ってました。ちなみにコロイドヨードは健康食品やサプリメントの部類なので、一般の人でも当然飲むことができます。
飲用する場合コロイドヨードの飲み方は?
2時間おきに20mlを1日7〜8回飲みます。20mlはだいたい一口分位です。
病院の治療と一緒にできるの?
できます。現に僕の母は入院中に病院でコロイドヨードを飲んでました。この画像の様に、姉と協力して一口で飲めるよう100均で1回分の分量が入る容器を十数本購入し分けていました。1日7〜8回飲むので、この小さな容器8本分が1日で無くなります。
しかし、先生も仰ってましたが、コロイドヨードを試すなら、できるのであれば少し無理してでも点滴をオススメします。本当ならば僕の母にも点滴が受けられる状態なら受けてもらおうと思ってました。
コロイドヨードはクリニックによって違いがある?
コロイドヨードを製造している会社はいくつかあるようで、クリニックによってもコロイドヨードの濃度が若干異なるようです。僕がお世話になった先生が使ってるコロイドヨードは適正濃度で安心できるものでした。
副作用(デメリット)とかはある?
上記で書いたように人によって発熱・皮膚のかゆみ・口内炎・下痢・腫瘍マーカーの上昇などが起きる場合があるそうです。抗がん剤に比べれば副作用は本当に少ないです。また、これは副作用というか、治療による反応の1つと捉える方が適切だそうです。それと、1つデメリットがあるとすれば、保険が適用されないということです。エビデンスが少ない
コロイドヨードのメリットは?
がん細胞のみを狙う/正常細胞を活性化してくれる/副作用が殆どない/体内で蓄積しない/他の病院治療と併用できる/などがあります。これらの情報もコロイドヨード治療を検索すると出てくる情報ではあります。実際に飲用で感じたのは、僕自身でも飲めるくらいに安全で副作用も少ないのは大きなメリットだと思います。
コロイドヨードの治療は高い?
金額的には数十万円という金額になります。クリニックによっては百万円単位で費用が掛かるクリニックも有るようですが、僕の知り合いの先生のクリニックでは数十万円という金額でした。かなり良心的でした。僕の印象では、本当に利益ではなく、人を救いたいという気持ちから治療を行っている先生です。だからこそ僕もこのブログを書いています。
コロイドヨードのサプリはどうなの?
最近ではサプリなども増えてきたようですし、通販でコロイドヨードの液を販売しているところもあるようですが、治療目的でコロイドヨードを通販で買って試すのは、正直僕からすると、あまり良いとは思えません。本気で病気と向き合うのであればどう考えても医師に相談すべきだと思います。僕の中ではサプリメントというのは、普通の健康状態の人が更に良くなる為の目的で飲むものだと思っています。病気や病を抱えている人が改善しようと思うのであれば普通に考えても医師に相談すべきだと思います。
治療を受けたいけどお金が無い
1つ提案としては、今では個人ができるクラウドファンディング等もあるので利用してみると良いと思います。命には変えられません。どんなことをしてでも治療を受けたいという覚悟があればお金の問題は解決できると思ってます。
※最近ではpolca(ポルカ)というクラウドファンディングなど、個人が気軽にできるクラウドファンディング等も増えてきました。クラウドファンディングとは何かやりたいことが有るけど、お金がないという人が、支援してくれる人のためのリターンを用意して企画を立てるというものです。
その他の質問など気軽にご連絡ください
例えばこんな質問が有る方。
- 実際に掛かった料金はいくらくらい?
- 病院にはコロイドヨードの事言った?
- どこのクリニックを利用した?
- クリニックを教えて欲しい。
- 僕の母の病状について。
もしくはその他にも質問が有る方。LINEを頂けたら個別にお答えさせていただきます。ただし、僕は一般人で、医療関係者ではありませんので、医学的な事についてはさほど詳しくありません。気持ちの面やコロイドヨードの実際について聞きたいという方であればお答えできるかと思います。
最後に
このブログは、僕の母の思いや残してくれた記録を多くの人に役立ててほしい。というある種の使命感で作成しました。僕の母は自分より他人のために。という人間でした。この母の意思を継ぐ義務が僕には有ると思ってます。僕で良ければ相談に乗れますし、コロイドヨードに関して僕の分かる範囲でお答えもできます。僕は、相談できるドクターが居たから気持ち的にも助かりました。癌など深刻な病気の時、相談できる存在が居るだけでかなり気持ちの支えになると思います。僕で良ければ相談にのります。また、実際に治療を考えている方は、親しい医師へつなげることもできます。些細な相談でもお気軽にご連絡ください。
僕のことについて
30歳。東京在住。今でも母のことを思い出すとトラウマのように後悔が押し寄せてきます。こんな僕だからこそ、病に悩んでいる方の気持ちを理解できる部分は大いにあると思っています。いずれにしても、まずはLINEかメールを頂ければお返事させていただきます。僕の経験や母の経験が少しでも役に立てられれば母も報われると思ってます。